パソコンで作業しながらずっと「i Tune」のランダム再生で音楽を聴いていたのですが。すごくいい曲をチョイスしてくれました。
THE YELLOW MONKEYのJAMという曲です。
とても穏やかなメロディーラインが聴いていて心地よいのですが、それとは裏腹に歌詞が意味深くて強いんです。虚無感が漂っていて心にグサッとくるんです。特に「外国で飛行機が落ちました ニュースキャスターは嬉しそうに 乗客に日本人は いませんでした いませんでした~」の部分は感慨無量です。
悲惨な事故が起きたとき、邦人も外人も関係ないんです。もし1人の人が死ねば、その家族・友人・恋人・知り合い・その他大勢の人が悲しむことになるんです。つまり死んだ人の数の数百倍の悲しみが生まれるんです。効率的な報道によって実際の悲惨さが何分の一にもなってしまいます。僕もニュースで事故や事件を聞いたときに「日本人で死んだ人がいないんだ。あぁよかった~。」て単純に考えていました。自分でも嫌なくらいちっぽけな人間ですね。僕は何を思えば良いのだろうか。