大学の自転車屋さんの「クロスカントリーに連れてってくれんけ」というある日の一言で、久しぶりにMTBで山を走りに行くことになりました。テスト前だったので集まったのは合計たった3人でしたが、日曜日をめいいっぱい楽しんできました。京都はまだ一月だというのに季節外れの暖かさで、自転車で走るには丁度いい気温でした。
西京極を出発する頃は縁石ジャンプやウィリーをしてはしゃいでいた自転車屋さんも、京産近くのコンビニに着く頃にはへとへとになってはりました。
自転車に乗ってるように見えますが、写真マジックです(笑)。実際はまたがって走っているフリをしているだけです。まあ十数年ぶりの山デビューじゃ仕方ないですね。冬の山は緑こそ無いものの、地面が落ち葉でふわふわしていて気持ちいい。前日の大雨で道がぬかるんでドロドロになると思ってたんですが案外いけそうです。
しかし夜泣峠を越えて日当たりの悪い北側斜面になったら急にドロドロになっていました。いつぞやの大雪も所々残ってるし、市内とはえらい違いですね。写真は、僕が雪の塊を見つけて「雪だ~!」とフワフワの雪を想像して突っ込んだら、ガリガリの雪にハンドルを取られて停止したところに後ろから突っ込んできた自転車屋さんです。
全身ドロドロになって帰る途中に、自転車屋さんが小さい頃から遊んでいた船岡山公園に寄りました。京都って小さい丘のような山が所々にあるんですね。100mくらいの頂上から見る市内の景色は少し偉くなった気分。山からは神社の階段下りを楽しみました。昔は怖くてできなかったけど、今では恐怖感すらないんですよね。えらい成長したもんです。
予定には無かったけど急遽行く事になった衣笠山のトレイル。分岐点が多すぎて正しいルートが発見できないまま時間が時間だったので引き返すことにしました。その途中でハプニング!橋の上で前輪が滑ったのに、ペダルがSPD(ペダルと靴が引っ付く)だったので外しきれずに小川に転落。着地寸前で片方の足だけ外せて、びしょ濡れになるのだけは何とかまぬがれました。
夜は自転車屋さんの家で、元鍋屋の腕を振るって貰いました。さすがですね、出来合いの鍋の素でやるよる断然うまい。まるでお店で食べる鍋のようでした(笑)。ごちそうさまでした。