しばらくはライプツィヒでのんびりするはずだったんですが、部屋を使わしてくれてる友達が実家に帰らなきゃならないんというんで予定より早めに旅に出ることにしました。最初の目的地はハンブルク。ドイツ最大級の港町です(とはいっても河川港)。朝出発してもよかったんですが、部屋の鍵を夕方しか時間が空いてないのいう共通の友達の子に預けるために(家主は昨日のうちに帰ってしまってる)夕方までライプツィヒ旧市街をブラブラしました。
ライプツィヒ旧市庁舎
本当は広場と一緒に写したかったのですが、大工事中だったんであえて市庁舎だけ切り取りました。
文献に残る世界最古のオープンカフェ「カフェ バウム」の付近は街一番のカフェ密集地帯になっています。
トーマス教会の祭壇の前には教会付属合唱団の指揮者兼オルガン奏者だったバッハの墓があります。
部屋の鍵を駅で友達に預けたあとは、ハンブルク行きのICE(ドイツの新幹線)が来るまでマクドナルドでビッグマックを食べてしばし栄養補給。これからの長旅に備えました。電車が来るとさっさと予約していた席を見つけ、荷物を棚に詰め込み一安心。到着までの3時間半、音楽を聞きながら変わらぬ平野が続くドイツ特有の景色や近づいては遠ざかる積乱雲を眺めたりと、終始リラックスです。せっかくライプツィヒに戻ってきたというのに後ろ髪を引っ張られる思いで出発しましたがくよくよもしてられません。どうせまた戻ってくるんだからと自分に言い聞かせました。
ハンブルクに着くとホームでは語学学校時代の友達が出迎えてくれました。彼はライプツィヒ大学に通っているのですが、夏休みを利用してハンブルクで仕事をしているらしいです。それで事前に連絡して会うことになってたんです。久しぶりに会えただけでも嬉しいのに、おまけに寝床までも提供してくれちゃいました。彼とはまったく関係のない僕の連れがいるというのに感謝感謝。夜は3人で街一番の繁華街であるレーパーバーン(別名:もっとも罪な1マイル)へと晩飯を食べに行きました。休日だったからどこも満員で、迷ったあげく結局ステーキレストランに入りました。テキサススタイルで干し肉みたいに硬いワイルドな肉盛りを食らいました。夜のハンブルクは夏だというのに雨が降ったせいもあって恐ろしく寒かったです。たぶん朝晩は10度近くまで冷え込みました。
見ての通り妖艶な雰囲気をかもし出す地域です。一部には女性立ち入り禁止の飾り窓が立ち並ぶ小路(さすがに写真は撮れなかった)があったり、そうかと思えばファミリーが入るような普通のレストランがあったりしてそのギャップに驚かされます。