Day 1
Puffyの「カニー食ーべ行こ〜♪」というフレーズを何かの拍子に口ずさんでしまったのをきっかけにトントン拍子で城崎にカニを食べにいくことになりました。急だったから2人しか集まらなかったんで電車で行くことになったんですが、この電車がかなり驚きです。園部で乗り換えて発車するのをウトウト(睡眠時間1時間半)しながら待ってたんですが、定刻になっても出発する気配がまったくないんです。気にせず眠ってたら外から「パンダが飛んだー!、おいパンダが飛んだぞー!!」と駅員が叫んでる様子、僕は「ぬぁに、パンダが飛んだー!?いつからこの国ではパンダが電車に乗るようになったんだ、しかもそいつが空を飛んだだって!!??」とチンプンカンプン。頭の中は電車の周りを軽快に飛び回るパンダ軍団でいっぱいに。でもそんなわけないので友達に確認してもらったら、先発の特急列車のパンダグラフがどっか飛んでしまったらしく発車できないとのこと。仕方ないから特急の客がこっちの普通列車に乗り込むことになり車内は満員状態に。あとから知ったことですがこの事件の直後に前の駅で停電が起き、一部不通でバスによる代替運行をしていたみたいです。てことは一本後の電車に乗ってたら。。。。不幸中の幸いです。とは言ってももさい先の悪いこと、せっかくのカニカニ作戦で何か起こりはしないかと少し心配になりました。結局1時間遅れで城崎には到着。
城崎についてからは特に何も起こらず。天候以外はですけど。それまで快晴だった空は僕たちが着いた途端に不穏な空気に包まれ豪雪になりました。ありえなーい(笑)。でも雪が積もって温泉情緒が出てきたんで別にいいですけど。宿のチェックインまでまだ時間あるのでとりあえず外湯に行きました。真っ昼間から雪降る中で露天風呂ってのもなかなかいいもんです。日々の疲れがにじみ出ていくようです。風呂から上がり湯冷めしないようにそそくさと宿に行きチェックイン。部屋に通されまず目についたのは机の上のお茶菓子ではなく、窓際のでっかい最新のマッサージ機(笑)。夕食までのあいだひたすらマッサージタイムです。そうこうしてるうちに夕食のカニが運び込まれ、もう大喜び。カニの身をほじくるのに集中しすぎてほぼ沈黙の夕食でしたがかなーり満足。夕食の後はもちろん外湯巡りです。宿のサービスで入浴券が貰えるんですがフロントで何枚ときかれて、もちろん僕らは「6枚ずつ!」と答えました。というのも外湯が全部で7つあって1つは既に入ってきたから残り6つというわけです。さっそく外湯巡りを開始したわけですが実際2、3個入ると体の方はかなり満足してきて後の方は機械的になってきました。玄関を入って靴を脱ぐと同時に羽織ってるものを脱ぎ始め脱衣所ではあっという間に真っ裸になるみたいな。お湯につかっても体はとっくに芯まで暖まってるから各々趣向を凝らされた浴槽を楽しむといった感じです。1つは翌日帰る前に入るということで初日は6つの温泉に入りました。そうそう、途中によった遊技場でやった昔ながらの射的が結構面白かったです。店のおばあちゃんの暖かい人柄は温泉以上!宿に戻ったら何に疲れたか分からないけど、布団に入って30秒くらいで寝れました。
お風呂上がりのカニみそソフト、微妙〜な美味しさ
彼が撃った弾はなぜか全部僕の方へ跳ね返ってくる
待ってました。最近の怖いところは思いつきから実現までが早いことです。
Day2
健康的に早朝に目を覚まし、朝ご飯を食べて、宿を出発、じゃなくて風呂(笑)。まだ宿のお風呂に入ってなかったもんで。熱いお湯が一気に目を覚ましてくれます。2つある内湯をクリアし規定ギリギリの時間にやっとこさチェックアウト。温泉街は昨日くまなく歩いたから山の上にある温泉寺へ。ゴンドラもあったんですが、せっかくだから山道を登りました。まだ誰も通ってない真新しい雪の上に自分の足跡を付けること約15分、本堂に到着です。で、気づいたんですが人っけがまったくない。よく見ればゴンドラも動いてない、生き物の気配と言えば雪の上に残るウサギの足跡くらい。僕らは顔を見合わして「ヾ(・ω・o)オイオイ」。でも何か得した気分になりました。景色は独り占めだし境内で遊び放題。記念にでっかい雪だるまを残してきました。子供のように雪遊びすることって大人になってからはないからほんと楽しい!!(おまえこないだも、、、、ってつっこみは無しですよ)山を下りるときも雪だるまを量産しながら下りました。最後に作った手乗り雪だるま、気に入っちゃって温泉街に戻ってからもずっと持ち歩いてました。そんなもんだから通りがかりに「あ〜ら、かわいい雪だるまねー」なんて言われることもしばしば。持って帰りたいけど溶けちゃうから城崎の一番目立つ場所に置いてきました。適当な昼食で海鮮丼を食べ、さあ風呂に入るかって時です。なんと木曜日は定休日、予定が大狂いです。電車の時間までのんびりしようと思ったのに。 うかつでした。。。。。まっ、仕方ないので足湯で我慢したりお土産屋巡りで時間を潰しました。
湿雪だから転がすと直ぐに大きな玉ができます。雪が重いから頭を乗せるのも一苦労。
足湯は雪だるまの大敵です。ここに置いとくのも何だから連れて行くことに
彼は欄干の上で落ち着きました
せっかちな1泊2日のカニカニ大作戦でしたが、心身ともにリラックスできたし、何より友達と行けて楽しかったです。本当はもっと大勢で行きたかったけど急だったんで仕方ないですね。
おまけ 「賢い海鮮系お土産の買い方」
観光客向けにやっている海産物店なんかは値段も観光地価格のことが多くあまりお得じゃないこともしばしば(もちろん市価より安いことも)。そんな時はスーパーに行くことをお勧めします。同等のものが格安で売ってます。